西武4連勝で首位ソフトバンクに1差 森が3戦連発!逆方向へ勝ち越し20号

 「西武4-2ソフトバンク」(30日、メットライフドーム)

 一振りで決めた。西武・森が、2-2の七回に勝ち越し2ランを放ち、ソフトバンクとの首位攻防3連戦の初戦を勝利に導いた。「感触は良かった。大事なゲームで一本打ててうれしい」と納得の表情で語った。

 源田がしぶとく内野安打で出塁した後の1死一塁で打席を迎える。千賀の初球、外角高めの151キロだった。逆らわずに捉えた打球は高く舞い上がり、左翼フェンスを越えた。難しいコースを逆方向のスタンドまで持っていく打撃に辻監督は「天才だね。打った瞬間だった。見事としか言いようがない」とうなった。

 3戦連発で、6年目にして自身初のシーズン20号の大台に到達。それでも「ホームランにこだわりは特別ない。打率にこだわってやってきた。次(の打者)につなげるだけ」とさらりと言う。

 チームは4連勝で今季最多の貯金を10に伸ばし、いよいよソフトバンクに1ゲーム差に迫った。森は「残り試合は少なくなっている。チームが勝つことを優先にやっていく」と力強く話した。リーグ連覇へ向けて残り22試合。王者が全力で突っ走り、首位の座を奪い返す。

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