オリックス 連夜の逆転勝ち メジャー流練習でロメロV犠飛 西村監督「自信になる」

 「交流戦、オリックス3-2阪神」(15日、京セラドーム大阪)

 最後はオリックスのステフェン・ロメロ外野手が決めた。九回1死一、三塁から阪神・ドリスの2球目を高々と左翼への犠飛。13日・中日戦に続くサヨナラ打だ。

 今季4度目の劇勝。お立ち台では「アリガトウゴザイマス。サイコーデス」と日本語で応え大歓声を受けた。

 フライを上げるのはお手のものだ。最近は若手に混じって早出特打に参加。ロングティー打撃を行うのが日課だ。この日はノックバットで自らトスを上げて5階席に次々に打ち込んだ。

 「マリナーズではみんなこの練習をするんだ」

 メジャー流練習が決勝犠飛につながった。もう一つは前回のサヨナラ打でも使用した打撃グラブ。幸運のアイテムは歓喜のシャワーでびしょぬれ。「おとといもぬれてしまった。明日までに乾くことを期待しているよ」とニッコリ笑った。

 お膳立ては3番・吉田正だった。九回に同点打で助っ人につないだ。この日はスタンドに地元福井から『吉田正尚後援会』の150人がバス3台に分乗してやってきた。ところが、4打席までは無安打。「ちょっと力んだ。無心でなんとかしようと思った。声援が力になりました」とホッと胸をなで下ろした。

 3試合連続の終盤での逆転勝利に西村監督は「自信になる。選手も強くなっていく」と目を細めていた。

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