巨人年俸4年ぶり12球団トップ 5年ぶりセがパ上回る

 日本プロ野球選手会は20日、2019年度の年俸調査の結果を発表した。調査対象の日本選手は731人で、開幕日が基準。全体の平均年俸は前年比0・8%増の3985万円で、1980年の調査開始以来の最高額を更新した。

 球団別では、FAで丸や炭谷を獲得するなど大型補強に動き、坂本勇、菅野ら高額年俸選手を擁する巨人が平均6926万円で、4年ぶりに12球団トップへ返り咲いた。一方で、昨年まで3年連続トップだったソフトバンクが同6538万円で2位に。3位は阪神で同4381万円。一方、主力の金子や西が移籍したオリックスは同2654万円で12位となった。

 リーグ別ではセ・リーグの平均が4127万円、パ・リーグの平均が3845万円。最近4年はパ高セ低の構図が続いていたが、5年ぶりにセがパを上回る結果となった。

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