東邦ナイン 友情応援の大阪桐蔭ブラバンに感激「すごくゾワッとした」
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「選抜高校野球・1回戦、富岡西1-3東邦」(26日、甲子園球場)
初戦を突破した東邦が、三塁側アルプスから友情応援を届けてくれた大阪桐蔭吹奏楽部に「勇気づけられました」と感謝した。
米国遠征で不在の東邦マーチングバンド部に代わり、センバツ出場を逃した大阪桐蔭の吹奏楽部、約120人がこの日の応援を担当。三塁側アルプスから、両校のレパートリー曲、計36曲を迫力あるパフォーマンスと共に披露してチームを後押しした。
1失点完投し、打撃でも2打点と活躍した石川は「自分たちの応援として聞けてよかったです」と感謝。殊勲の勝ち越し打を放った松井も「すごくゾワッとした。打てる気しかしない」と喜んだ。森田監督も「大きな音で勇気づけられました。感謝しています」と友情応援に感激した様子だった。
大阪桐蔭吹奏楽部は楽譜を受け取ってから、東邦のマーチングスタイルを完全再現するため、約2週間の練習を行い本番を迎えたという。
昨年の「日本管楽合奏コンテスト」で最優秀グランプリ、文部大臣賞に輝いた実力校の演奏に、チームはもちろん、スタンドの観客も大喜びだった。