日本ハム・栗山英樹監督(57)が8日、左内転筋の肉離れで1軍戦出場から遠ざかっていた中田翔内野手(29)を9日・阪神戦(甲子園)で復帰させる方針を明かした。同日は斎藤佑樹投手(30)が先発する予定で、かつて甲子園を沸かせた2人の共闘が実現する。
甲子園での戦いを前に、指揮官は「俺も楽しみだし、甲子園に行くといつも体に感じるものがある。我々にとっては聖地だから」と特別な思いを語った。中田については「いくよ」と起用を明言。「斎藤佑樹が頑張っている中で、この巡り合わせを含めて。翔も含めて。甲子園というものから力をもらってほしい」と期待を込めた。
栗山監督はこの日、大阪へ移動した。