巨人ドラ1高橋、新人唯一の1軍キャンプスタート「実力が通用するのか試したい」
巨人のドラフト1位・高橋優貴投手(21)=八戸学院大=が21日、新人で唯一の春季キャンプ1軍スタートを決めた。「キャンプが楽しみ。今の実力が通用するのか試していきたい」と意気込んだ。
キャンプ初日から全力でアピールする。この日はジャイアンツ球場で3度目のブルペン入り。初めて捕手を座らせ、直球にスクリューなどの変化球を投じた。「7、8割の力で投げました。これから段階を踏んで上げていければ」。2月1日のブルペン入りを視野に、今後の自主トレ期間中も投げ込む覚悟だ。
ボールを受けた河原ブルペン捕手は「キレがある。スピンがよく利くボールは吉川(光)さんの球筋に似ている」と評価し、12年のパ・リーグMVP左腕になぞらえた。即戦力左腕が大物の呼び声にたがわぬ存在感を発揮している。