オリックスの増井浩俊投手が13日、大阪市の球団施設で練習を公開した。昨季リーグ2位の35セーブを挙げた守護神は「今年こそはセーブ王になれるように一戦一戦投げたい。40セーブを目指す」と語った。
室内練習場で体重移動を意識しながら、ゆったりとした動作で投球フォームを確認、捕手を立たせたまま伸びのある直球を投げ込んだ。
投手陣を支えてきた西勇輝と金子弌大が移籍したこともあり「中心となって投手陣をまとめられたら」と責任感をにじませる。プロ10年目を迎える34歳の右投手は「10年というのは目標だったのでうれしい。またここからという気持ちでやりたい」と話した。