ロッテ・藤原ら新人9人が即席サイン会「ファンがあってのプロ野球」

 ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭=ら新人9人が12日、ロッテ浦和球場で、“即席サイン会”を開いた。自主トレ終了後に行ったもので、夕暮れの寒さの中でファンの求めに応じた。

 1枚1枚の色紙に真剣な表情でペンを走らせた。「ファンがあってのプロ野球です。大事にしていかなければならない」

 この日は新人自主トレ2日目。関東地方は朝から厳寒となり、浦和球場付近も午後2時で4度くらいだった。

 だが、3連休の初日・土曜日とあってファンが朝から球場周辺に集結。その数は延べで約800人。寒さをこらえて最後まで残ったファンにお礼の意味を込めて、午後4時前から寮への帰り道で即席サイン会となった。

 藤原には約100人が列を作った。「(いまの)サインを変えたいのですが思いつかない」と言いながらプロ初のサイン会に笑顔で臨んだ。

 自主トレ2日目とあって、「ちょっと慣れてきました」という。一通りのメニューをきっちりとこなして最後は打撃練習となった。

 マシン打撃を終えると入念なティー打撃に移った。「崩れたスイングティーで修正するようにしてます」

 小学校時代からの日課を続けている。1日の締めとなる“素振り”だ。「(寮の)部屋は結構広いのでやっています。ずっと習慣になっていて、小学校から自分がしっくりと来る(打撃)フォームを求めています」

 練習メニューを終えて、ファンサービスもしっかりと務める。藤原、そして8人の仲間たちもプロの実感を味わった厳寒の土曜日だった。

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