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巨人・丸“G~んときた”移籍の際ミスターから手紙「一緒に野球できたらうれしい」

 バットを振り込む丸(撮影・棚橋慶太)
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 広島からFA権を行使して巨人に移籍した丸佳浩外野手(29)が10日、神奈川県川崎市のジャイアンツ球場で自主トレを公開した。新天地での始動で精力的に動き第一歩を踏み出したVの使者。移籍決断の際には巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(82)から送られた激励の手紙が大きな要因になったと打ち明け、人的補償で広島へ移籍した長野とは直接、電話で話しをしたことも明かした。

 気持ちの高ぶりを抑えるかのように黙々と“始動”した。約50人の報道陣が集結する中、移籍後初めてジャイアンツ球場での練習を終えた丸。「これだけのテレビカメラの前で練習するのはなかなかない。変な感じがしました」。名門球団の注目度を実感した。

 午前中から室内練習場でキャッチボールなどを行い、今年初めてバットも振った。約1時間のティー打撃とマシン打撃をこなした。隣では新人合同自主トレも行われ「僕もある意味、新人みたいなもの。初心に立ち返ってやっていけたら」と決意を新たにする。

 残留か移籍かで苦悩した昨年12月。巨人入りへ背中を押してくれたのは、長嶋終身名誉監督だった。ミスターが記した手紙を受け取った。「『一緒に野球ができたら僕としてもうれしい』というお手紙をいただいた。ものすごく感激しました。うれしかったです」と笑みが広がった。

 自身と同じ千葉県出身のスーパースター。少年時代にテレビ観戦した際には巨人の監督を務めていた。「テレビの中の人というか。遠い存在」という憧れの人も心の支えになった。自身のFA移籍に伴い人的補償で生え抜きの長野が広島に移籍。「びっくりしました」と驚いたが、すぐさま本人に電話をかけた。「内容は伏せときます」と言うが、自分で筋を通したかった。

 新天地で新たなスタートを切った丸。昨年まで2年連続MVPを獲得したが、個人では全試合出場を目標に掲げ「優勝、日本一に少しでも貢献できるように」。Vの使者が、巨人軍を頂点に導く。

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