日本ハム・有原、雪辱へ覚悟十分「開幕投手を務められるよう」

 日本ハム・有原航平投手(26)が5日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で自主トレを公開。雪辱を期すプロ5年目の19年シーズンへ「すごく期待をしていただいていると思うので、開幕投手を務められるように頑張りたいです」と覚悟をにじませた。

 昨季は2月の米アリゾナキャンプで右肩の炎症を患い、離脱。内定していた開幕投手の座をロドリゲスに譲り、1年を通して満足のいく投球ができなかった。1軍では20試合に登板して8勝5敗、防御率4・55。「チームを引っ張っていけるような成績ではなかった」と反省は尽きない。

 オリックスから金子が加入し、昨季10勝を挙げたマルティネスも残留。上沢の成長も著しく、今季は有原にとって先発ローテの枠を奪い返す勝負の年だ。「1年間戦える体を作っていきたいです」。150キロ超の真っすぐで打者を圧倒する本来の投球を取り戻し、再び投手陣の柱となる。

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