楽天田中、2年目で新人王獲得 チームでは則本以来3人目「日本を代表する野手に」
プロ野球の「NPB AWARDS」が27日、都内ホテルで行われ、今季のパ・リーグ新人王に、楽天・田中和基外野手(24)が選出された。
田中は今季2年目ながら、俊足巧打のスイッチヒッターとして6月からレギュラーに定着。105試合出場、打率・265、18本塁打、21盗塁をマークし、8月1日のオリックス戦(京セラ)では両打席アーチを記録した。11月に行われた日米野球では侍ジャパンの一員に名を連ねた。
表彰式に出席した田中は受賞について「素直にうれしく思っている」と緊張気味に話した。楽天からは07年の田中将大(現ヤンキース)、13年の則本昂大以来、5年ぶり3人目の選出となるが、「田中投手はメジャーで活躍していますが、お二人とも日本を代表する投手ですので、お二人に続けるように、僕も日本を代表する野手になりたいと思います」と、さらなる飛躍を誓った。