「ロッテ１－７オリックス」（２９日、ＺＯＺＯマリンスタジアム）

　降りしきる雨の中、オリックス・山岡が８回１失点の熱投。７勝目を挙げるとともに規定投球回数に到達。新人から２年連続の到達は球団では０６、０７年の平野（現ダイヤモンドバックス）以来となった。

　雨のため二回表終了から４９分間の中断。再開後、井上に一発を浴びたが、以降は危なげない投球を続けた。

　「そんなに難しくなかった。先制して大量点も取ってくれたので気持ちを切らさずに投げられました」

　今季は飛躍が期待されたが、勝ち星に恵まれなかった。８連敗もあり中継ぎ降格も味わった。「こういうシーズンもあっていい。すごくいい経験させてもらった」と振り返る。

　今季限りで退任する福良監督も「勝てる投手。きょうくらいの投球をしてくれたら」と来季以降の飛躍を期待していた。