ソフトバンク・バンデンハーク「今年一番」2年連続10勝目

お立ち台で“松中アナウンサー”(右)の質問に答えるバンデンハーク
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 「ソフトバンク1-0オリックス」(9日、ヤフオクドーム)

 ソフトバンクのバンデンハーク投手が、2年連続2桁勝利となる今季10勝目を挙げた。

 7回3安打無失点。さらに無四球の投球に「今年一番の出来だった」。威力も制球力も抜群で、六回までに許した走者は単打1本のみの“準完全”投球でオリックス打線を封じていった。

 唯一のピンチは七回だった。1死二、三塁としたが、まずは中島を三振。続く宗にはこの日最速の157キロを投げ込んだ。11球粘られたが、最後は155キロで遊飛に打ち取った。「試合前から(捕手の甲斐)拓也と積極的にストライクを取りに行く投球をしようと話をしていた。上手く変化球も交えてリードをしてくれた」と7月27日以降は6試合続けてバッテリーを組む女房役へ、感謝の気持ちを何度も口にした。

 今季序盤は不調だったが、8月以降は4勝0敗と調子を上げている。ただ、同じ先発投手のミランダも好調でその間に1軍登録を抹消された期間もあった。工藤監督は「刺激に放っていると思う。ただ、だからといって結果を残すのは難しいこと。勝っているのは素晴らしい」と頼れる助っ人右腕の完全復調を手放しで喜んだ。

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