ロッテ井上“雨ニモ負ケズ”先制19号
「ロッテ-ソフトバンク」(7日、ZOZOマリンスタジアム)
大型台風13号が接近する中での雨中戦となった。「ノドから手」の先制点をたたき出したのは4番の井上だった。
二回、先頭打者として打席に入り、2-2から東浜のストレートを捉えた。打球は左中間席中段への19号ソロ弾となった。7月24日のソフトバンク戦以来の本塁打だ。
「こういう天候なのでしっかり集中するように気を付けていました。打席に向かう前に角さんと(角中)とりあえず放り込んで来いとそんな話をしていて、いい意味でリラックスして打席に入れたことが良かったのかもしれないですね」と井上は振り返った。
井上は今季20本塁打をマークすれば、ロッテ本社から5年分の乳酸菌ショコラをプレゼントされるが、リーチをかける1発ともなった。
さらに続く角中が1-1からの変化球を右翼席へ4号ソロ。6月30日のソフトバンク戦以来の1発となった。
角中は「打ったのはカットかスライダーです。晴哉に(井上)とりあえず放り込んで来いと話していたら、本当に打ったので自分はその流れで打たせてもらいました」と流れを強調した。
だが、三回に酒居がデスパイネに左翼席へ同点となる23号2ランを運ばれた。