日本ハム・レアード 13得点導く猛打賞 栗山監督「良くなってきたね」

 「日本ハム13-2オリックス」(27日、札幌ドーム)

 “北のすし職人”が北海道の夏を熱く、熱く盛り上げた。3安打3打点の日本ハムのブランドン・レアード内野手に導かれ、チームは今季最多タイ13得点の圧勝。連敗を止め、首位を走る西武に2・5ゲーム差と迫った。

 中田に先制犠飛が飛び出した直後の初回1死一、二塁。「上沢を早く援護したかった」と西の変化球を左前に打ち返し、追加点をたたき出した。四回は中前打で5得点のビッグイニングを演出。六回には左翼線を破る2点適時二塁打を放った。

 栗山監督も「良くなってきたね」と認める助っ人のバット。最近5試合は19打数8安打で打率・421、3本塁打、6打点と絶好調だ。レアードは「しっかりボールを見極められて、落ち着いて打席に入れているよ」と誇らしげに胸を張った。

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