西武・木村がプロ初のサヨナラ本塁打に興奮「手が震えています」
「西武8-7楽天」(1日、メットライフドーム)
西武が今季3度目のサヨナラ勝ちで3連敗を阻止。首位の座を死守した。
九回に追いつかれて迎えたその裏の攻撃。簡単に2死を取られたものの、途中出場の木村が楽天・宋家豪の投じた真ん中低めへのストレートをフルスイング。センターバックスクリーンへたたき込む2号サヨナラアーチ。両軍合わせて6発が飛び交う乱打戦を劇的な形で制した。
プロ入り初となるサヨナラ本塁打を放った木村は「来た球をフルスイングしました。完璧です。今でも手が震えています。大量の水かかるは、頭ボコボコ殴られるは…でも最高ですね」と、初体験を興奮気味に語っていた。
西武は四回に栗山、中村の連続適時打などで3点を挙げて逆転すると、五回には浅村が16号ソロ。七回にも山川が20号2ラン、栗山が4号ソロと、一発攻勢で試合の主導権を握った。
一方の楽天は4点を追う八回に枡田の1号2ランなどで1点差に。九回にも藤田が押し出し四球を選び、土壇場で同点に追いつく粘りをみせたが、最後は力尽きた。