由伸巨人 鬼門破った!4年ぶり交流戦明け白星 マギー4安打!坂本トドメ弾

 「巨人8-5ヤクルト」(22日、東京ドーム)

 巨人が交流戦最高勝率を引っ提げて乗り込んできたヤクルトを押し切り、鬼門を突破した。交流戦明け初戦の勝利は14年以来で、由伸政権では初めてとなった。G党の大歓声を背にベンチ裏に引き揚げた高橋監督は「とにかく1つ1つ取って、まずは勝率を5割に戻したい」と前を見据えた。

 口火を切ったのは不振のマギーだった。「3番・三塁」で8日・西武戦以来のスタメン出場。初回1死二塁の好機で中前適時打を放ち、5月30日の打点をマークした。勢いは止まらず4安打の固め打ちで「チームの力になれて良かった」と笑顔。起用した指揮官も「ここから巻き返してくれればいい」とうなずいた。

 チームを支えるべき“サカチョー”も躍動した。5月31日以来の6番に座った長野が3安打4打点と好機を生かし、1点差に迫られた八回には坂本勇が10年連続2桁となる10号2ラン。「感触は完璧。気持ちいいホームラン」と胸を張る主将に、指揮官は「大きな一発」と賛辞を贈った。

 観戦した老川オーナーは「試合前に雰囲気を見ても気合が入っているのを感じた。それが試合に出た」と上機嫌で球場を後にした。DeNAが敗れて2位に浮上。広島が勝ち、首位とのゲーム差は変わらないが、反攻への手応えを示した1勝となった。

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