巨人・菅野“恋女房”の復帰戦で息ぴったり7回1失点 G京セラ強いぞ9連勝
「交流戦、オリックス1-3巨人」(1日、京セラドーム大阪)
“恋女房”の復帰戦でエースが力投し、チームを3位に押し上げた。コンディション不良で欠場が続いていた巨人・小林が6試合ぶりのスタメン出場。菅野はこれまでと変わらぬ息ぴったりのコンビネーションで7回1失点。「僕だけじゃなくチームにとっても、やっぱり大きい存在」と再認識した。
初回、小田、吉田正に直球を捉えられ先制を許すと、変化球を増やし対応。四回まで毎回得点圏に走者を背負ったが最後の一本を許さなかった。「中盤からはいろんなボールを使って、うまく抑えられたと思う」。小林も「2人で話し合って、いい攻め方ができた」と満足げに振り返った。
菅野自身、オリックス戦はプロ入り後初勝利で、通算10球団目からの白星。チームも昨季は本拠地で3連敗を喫したが、敵地・京セラドームでは圧倒。2012年からの連勝を9とした。高橋監督は「慎重にというか、粘り強く投げてくれた」と柔和な笑顔。6月初戦をエースでガッチリともぎ取り、交流戦は2勝2敗の五分とした。