中日・山井、4年ぶり完封 初登板で快投わずか4安打
「DeNA0-8中日」(22日、横浜スタジアム)
ようやく訪れたチャンスをものにした。今季初登板だった中日・山井が116球、三塁を踏ませず、散発4安打に抑えて2014年8月16日以来の完封勝利。「ファームでもいい球を投げている自信があった。心のコントロールができていた」と勝利の味をかみしめた。
切れのある140キロ台前半の直球とスライダー、フォークボール。丁寧に低めに集める投球でDeNAの中軸に全く仕事をさせなかった。
昨季は登板2試合。今季も開幕2軍で、やっと巡ってきた登板機会だった。プロ17年目の40歳。岩瀬、松坂らベテランの活躍が光る中で「まだまだ若い選手やそういう人たちにも負けたくない」。Bクラスからの脱却へ、まだまだベテランの力は必要だ。