巨人が逆転で2年ぶり7連勝、代打・阿部の今季初安打で同点「最高です!」も今季初

場内一周の後、ファンに向かって帽子を振る巨人・阿部慎之助=東京ドーム(撮影・西岡正)
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 「巨人11-8ヤクルト」(29日、東京ドーム)

 巨人が七回、代打・阿部慎之助内野手(39)の同点2点打など一挙6得点の猛攻を見せ、ヤクルトを逆転。2年ぶりの7連勝を果たした。お立ち台では決めぜりふ「最高です!」も飛び出し、ファンを沸かせた。

 初回にバレンティンの5号3ランを浴びて3点を先行される展開となったが、三回に坂本勇の2号ソロ、マギーと長野の適時打でたちまち同点に。五回にも山田哲の3ランなどで4点を奪われても、すぐにゲレーロ4号ソロ、マギー3号ソロの連続本塁打で2点差に詰め寄り、打線の好調さは相変わらずだった。

 2点差で迎えた七回にマギーの二塁打と敵失、四球で1死満塁の大チャンスを迎えた。ここで中井に代えて阿部が送り込まれると本拠地は大歓声に包まれた。ヤクルト4番手の近藤が投じた2球目の変化球に食らいつき、一、二塁間を破る同点2点適時打となった。さらに、代打・亀井の中越え2点打で勝ち越した。

 一塁上で両手でガッツポーズをつくった阿部。お立ち台では決めぜりふ「最高です!」でファンと喜びを分かち合った。「自分でもやっと打てたなって言っちゃいました」と照れ笑いをしながらも、代打での出場が続く今季を「すごく難しいのを経験させてもらっています」と表現した。

 小林、岡本、坂本勇ら好調な打線を「みんなすごい打つなあと思って見ています」と見守っているという大ベテランは、ファンに「いつも代打で出る時にすごく大きな声援、本当にありがとうございます。まあ、何とかチームが勝てる、追いつく、そういう1打を1本でも多く打ちたいと思います」と今後の活躍を誓った。

 前回の7連勝は16年7月29日から8月6日にかけて。

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