DeNA大和がオープン戦初適時打 楽天・藤平から中前先制打「状態はよくなっている」
「オープン戦、楽天1-7DeNA」(13日、草薙総合運動場硬式野球場)
DeNA・大和内野手がオープン戦で初適時打を記録した。両チーム無得点の三回2死二塁で、楽天先発・藤平から中前へ運ぶ先制打を放った。
大和はオープン戦開幕から17打数無安打と打撃に苦しんだが、10日の日本ハム戦(鎌ケ谷)で初安打を含む3安打猛打賞。翌11日の同カードでも安打を記録し、これで3試合連続安打となった。
「(打撃の)状態はよくなっていると思う」と手応え十分。6点リードの九回無死一、二塁では初球に犠打を決め、追加点をお膳立て。「そこを一番に自分はやらないといけない。いい流れで中軸につなげるのが、自分の役目」と2番打者の役目を果たしたことを、安打以上に喜んだ。
ラミレス監督が「優勝するための最後のピース」と期待する新戦力。試合後には「彼にはそういうプレーをしてもらいたいと思っている。いいプレーをしてくれた」と称賛だ。スモールベースボールの鍵を握る大和が、持ち前の守備力とともに、打撃面でも調子を上げてきている。