巨人・坂本勇 大谷エンゼルス移籍後の日本球界は任せろ! 

 巨人・坂本勇が9日、日本ハム・大谷にエールを送るとともに、日本野球界けん引への自覚を示した。この日、6学年下の二刀流右腕のエンゼルス入りが決定。「頑張れ!翔平!」と力を込め、「(日本では引っ張る立場?)そういう気持ちでやらないと。日本のプロ野球をもっと盛り上げないと」と表情を引き締めた。

 大谷とは15年のプレミア12などでともにプレー。対戦成績は通算7打数2安打で「投手では絶対活躍してくれると思う」と期待を込める。一方、野手の身として気になるのは打者・大谷の姿。「どれだけ打てるか楽しみにしたい。世界で戦う姿を僕らも励みに頑張らないといけない」とメジャーでの輝きを己の力に変えるつもりだ。

 今年は3月のWBCに主力として出場。シーズンでは中盤まで好調だったが、後半戦に失速し、チームも4位に沈んだ。主将就任後は3年連続V逸。それだけに来季への思いも熱い。「まずはリーグ優勝。僕も3割、20本、ゴールデングラブ賞を取るのが目標」。攻守で抜群の存在感を発揮し続け、球界を沸かせていく。

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