阪神から国内フリーエージェント(FA)権を行使した大和内野手(30)がDeNA入りの意思を固めたことが30日、分かった。球界関係者によると、残留を要請していた阪神に29日に連絡を入れた。DeNAは、内外野で優れた守備力を発揮する大和に3年契約で総額3億円前後の好条件を提示し、オリックスも入団交渉を行っていた。
大和は高校生ドラフト4巡目で2006年に鹿児島・樟南高から阪神入団。14年に外野でゴールデングラブ賞に選出された。スイッチヒッターに転向した今季は規定打席に達しなかったが、100試合に出場して打率2割8分だった。