西武 渡辺、上本ら7選手を戦力外

 西武は6日、ベテランを中心とした7選手に来季の契約を結ばないことを通告したと発表した。1軍でも実績のある渡辺直人内野手(36)、上本達之捕手(36)、鬼崎裕司内野手(34)、大崎雄太朗外野手(32)らで、若手の成長で世代交代が一気に進んだ形だ。

 今季は新人遊撃手としては史上初めて全試合フルイニング出場した源田をはじめ、山川、外崎ら20代の野手が台頭。4シーズンぶりのAクラスとなる2位の原動力となった。渡辺久信シニアディレクター(52)は「若手が伸びてきたこともあり、新旧交代という形になった」と説明した。

 2013年途中にトレード加入した渡辺は、今季は32試合の出場にとどまった。終盤は出場機会がほとんどなく「若い選手が育っているのは感じていた。球団の考えは理解している」と話した。

 渡辺、上本ら「松坂世代」を中心としたベテランが戦力外となり、現状では34歳の中村、栗山が日本人選手最年長となる。ポストシーズンでは、台頭した若い力の真価も試される。

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