日本ハム連勝止まった 8投手つぎ込む必死継投実らず
「オリックス4-3日本ハム」(7日、京セラドーム大阪)
日本ハムは8投手をつぎ込む必死の継投も最終十二回に力尽きた。1死満塁。駿太にサヨナラ右前打を浴びた榎下はマウンドにしゃがみ込んだ。連勝は5でストップ。栗山監督は「みんな一生懸命やってくれたけど。まだ足りないものがある。申し訳ない」。今季チーム最長4時間29分の戦いを落とし、無念さをにじませた。
直近2試合で1本塁打を含む5安打の中田が、この日は得点圏で3度凡退。延長十二回2死二塁でも三ゴロに倒れて天を仰いだ。「チャンスで打てなかった僕の力のなさ。それだけ」。これまで勝利に貢献してきた主砲も自身を責めた。
5月初黒星を喫したが、ゴールデンウイークは6勝2敗と大きく勝ち越した。栗山監督は地元・札幌で迎える9日からの西武2連戦に向け「しっかりやります」と出直しを誓った。