栗山監督、浦野の復活星に感極まる「良かったねえ、本当に…」

 「オリックス2-6日本ハム」(5日、京セラドーム大阪)

 日本ハム・栗山英樹監督(56)が695日ぶりの勝利を挙げた、浦野の投球に感極まった。

 右肩の痛みで昨年登板機会がなく終わった右腕が5回0/3を無失点。勝利後、握手を求めた指揮官は「良かったねえ、本当に。投げられなかった状態の中で、しっかり腕を振っていた。良かったねえ。いろんなことがあって心が折れるくらいだと思うので、本当に良かった」と声を詰まらせた。

 2013年ドラフト2位で入団。1年目の14年に7勝を挙げた。栗山監督は試合前にこの年のCSファーストS、京セラドームでのオリックス戦CS第3戦勝利し、日本シリーズに進出した場合、第1戦先発を浦野に託したという。「ここでの最終戦(CSファーストS第3戦)の日に『日本シリーズ最初(初戦)行くぞ!』と言ったよ」と栗山監督。ファイナルSでソフトバンクに敗れ、登板は実現しなかったが、将来を期待された右腕だった。

 苦労人の好投でチームは今季初の4連勝。「チームにとって1番の推進力になる」と喜びをかみ締めた。

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