オリックス連勝!松葉が初勝利 七回まで毎回安打も粘投8回0封

 「西武0-2オリックス」(5日、メットライフドーム)

 七回2死一塁。オリックス・松葉は山川をスライダーで空振り三振に打ち取ると「ヨッシャー!」と絶叫。くるりとセンター方向を向いて激しいガッツポーズを繰り返した。

 打たれても打たれても、失点だけは許さなかった。七回まで毎回安打を許しながらも4併殺などで、強力西武打線を封じ込めた。八回は初めて三者凡退。球数も91球とプロ初完封も狙えたが、「勝つ確率の高い方で、ということだと思います」と最後を守護神・平野に託した。

 8回7安打無失点で今季初勝利。「11、12、1月とやってきたことが、形として出せたことが自信になります」と充実感をにじませた。

 プロ5年目。期待されながら2桁勝利は一度もない。「何かを変えなければ」とオフから取り組み方を変えた。自主トレでは大体大の先輩であるカブス・上原に教えを請い、キャッチボールから助言をもらった。1月には中島の勧めで福岡の合宿に参加してフォームを一から見直した。

 セットポジションからノーワインドアップに変更。足を上げた際に猫背気味にすることで低めへの意識を強めた。その成果が走者を出してもツーシームでゴロを打たせる投球へとつながった。福良監督は「今日は松葉に尽きる」と絶賛。孝行息子の快投で連勝。借金は1に減った。

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