ハム佑1月11日初投げ31球!新背番号「1」の決意 早実時代の輝き取り戻す

 日本ハム・斎藤佑樹投手(28)が11日、千葉・鎌ケ谷2軍施設で今年初めてブルペン入りした。今季から背番号「1」を背負う右腕は1並びの日に初投げ。投球後は都内のホテルで行われた早実硬式野球部OB会総会に出席。背番号「1」の大先輩でもあるソフトバンク・王貞治会長(76)から激励を受けて、活躍を誓った。

 例年にない状態の良さが、表情にあふれていた。鎌ケ谷の室内ブルペン。屋外の気温は8度と寒さが厳しい中、斎藤佑が変化球を交えて31球。熱のこもった投球を披露した。「感触はずっといいですね。1月だからじゃなく、もうキャンプに入れるくらい」と柔和な表情で振り返った。

 今季は背番号をプロ入りから6年間着けていた「18」から「1」に変更する。気持ちを入れ替え、これまでにない姿を見せると張り切っている。

 この日はスマートフォンで投球を撮影。「このオフは(撮影を)ずっとやっている。前のと見比べながら」と説明。昨季は3年ぶり未勝利に終わった。早実および早大1、2年時の投球フォームに戻すべく、動画チェックを欠かさない。ブルペン入りの時期は例年どおりだが、感触の良さは昨年とは桁違いだ。

 自主練習後は都内で行われた早実OB会総会に出席。背番号「1」で通算868本塁打を放った“ビッグワン”こと、ソフトバンク・王会長から「もう投げたの。すごいね。球の感触がいいだろうね。背番号でやるわけじゃないけど、気分を一新して頑張って欲しい」と激励された。

 「(キャンプで)いつでも投げられるようにしている」と斎藤佑。増井のリリーフ再転向で空いた先発ローテの座をつかむため、栄光を極めた学生時代のフォームでキャンプから首脳陣にアピールする。

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