“ビッ栗”山采配が的中!日本S切符 不振・田中賢外し、大谷の指名打者解除
「パCSファイナルS・第5戦、日本ハム7-4ソフトバンク」(16日、札幌ドーム)
動きに動いてモノにした逆転勝利。日本ハム・栗山監督は「監督していてベストゲームかもしれない」と振り返った。お立ち台では「ファイターズらしい野球ができた。先に点を取られても誰も諦めない。絶対勝つんだと。僕が一番感動しました」と話し、大歓声を受けた。
今季フル出場だった不振の田中賢をスタメンから外し杉谷を抜てき。先発の加藤が初回に4点を失うと二回からは迷うことなくバースをつぎ込んだ。四回の好機には大野に代打・岡、決勝点は中島のスクイズでもぎ取った。最後は指名打者を解除して抑えに大谷。思う存分タクトを振り、日本シリーズへの切符を手にした。
「真っ赤な中で野球できるのは幸せ。目いっぱい頑張ります。勝ちます!」。2012年に逃した日本一の忘れ物。今度こそ取りに行く。