オリックス6点差追い付いた!復刻ユニで“ブルーサンダー打線”復活

 「オリックス7-7日本ハム」(4日、ほっともっとフィールド神戸)

 ブルーサンダー打線の復活だ。89、90年のオリックスブレーブス時代のユニホームを着た選手たちが、当時をほうふつさせる猛打で6点差を追い付く執念を見せた。

 七回だった。大城からの3連打で1点をかえすと、糸井、T-岡田、中島の適時打などで1点差。最後は2死二、三塁から、この回2打席目の大城がボテボテの三ゴロを全力疾走で内野安打として同点に追い付いた。

 延長十二回も西野が安打で出たが、豪雨に見舞われ、そのまま降雨コールド引き分け。サヨナラとはならなかったが福良監督は「よく追い付いた。最後までやりたかったね。仕掛けは遅いけど、粘りは出てきた」と振り返った。青い稲妻と恐れられた強打が、神戸でよみがえった。

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