西武・メヒア、エンジン全開6打点 

 「日本ハム2-9西武」(20日、札幌ドーム)

 停滞する空気を打ち破った。三回2死満塁。西武・メヒアは10球目の外角スライダーをたたき、鋭い打球で三塁線を抜いた。「粘った結果だ。ストライクをきっちり捉えられた」。走者一掃の3点二塁打で先制し、19日のカード初戦で今季初の零封負けを喫したチームに流れを呼び込んだ。

 勢いは止まらない。五回2死一塁では、左中間への4号2ランで追加点を奪うと、七回の左前適時打と合わせて計6打点。1試合で8打点を記録した昨年8月以来の大爆発にも「前日(19日)は4打数無安打だろ。いいときも悪いときもある。一打席ずつ集中するだけ」と冷静だ。

 本塁打はここ4戦3発と量産中。ここまで打率・325、リーグトップの17打点という好調ぶりだ。チームの連敗を止め、勝率5割に戻す活躍に「全力で勝利を目指したのでうれしいよ」と胸を張った。今秋には第1子の長男が誕生予定。リーグ制覇との二重の喜びに向け、来日3年目の大砲がエンジン全開だ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス