オリ出ない…開幕12戦本塁打なし

 「ソフトバンク10-0オリックス」(10日、藤崎台球場)

 オリックスが今季2度目の完封負けで4連敗。借金は6を数えた。大敗に追い打ちを掛けるように開幕から12試合連続で本塁打なしという不名誉なプロ野球記録まで付いてきた。2リーグ分立後では1953年の大映以来、63年ぶりのタイ記録に福良監督も困惑の表情を浮かべるしかなかった。

 「それを言われても…。何と言っていいのか。1本出ればという感じはあるけど」

 そもそも打てない打線、抑えられない投手陣と問題が山積とあっては指揮官の苦悩は深い。12試合を終えた時点で総得点33に対して総失点は85。どちらもリーグワーストとあっては最下位に沈むのも無理はない。

 「打つ方はもう1回、基本的なことをやらないと。ヒットだけじゃない。四球でもいいし、出る、つなぐ、かえすの3つ。この3つしかないわけやから。こんなゲームばっかりしてては。選手がどこまで意地を見せるか」

 この重い雰囲気をガラリと変える一発がほしい。

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