楽天オコエ悔し…バント代打送られた

 「楽天2-3西武」(3日、コボスタ宮城)

 黄金ルーキーのプロ初安打を見ようと集まった2万6357人の期待に応えることはできなかった。プロ初スタメンの楽天ドラフト1位・オコエ(関東第一)は3打数無安打。八回には“ピンチバンター”を送られ、ベンチに退いた。

 「そんな簡単に打てないですね」。初スタメンの日にチームの連勝が3で止まったオコエは、プロの厚いカベを改めて肌で感じた。持ち味の積極性も、この日は奏功しなかった。いずれの打席も早いカウントから振りにいったが凡退。「ほんの少しのタイミングがピッチャーとずれていた」と猛省するしかなかった。

 同点の八回での交代も致し方ない。「高校時代にもあまり(バントを)やったことがないだろうし、苦手なことをやらせるより、選手を代えた方がいいと思った」と梨田監督。だが、オコエは「打てなかったことより悔しかった」と表情をゆがめた。

 開幕から全8試合に出場しているが、6打数無安打。仙台にも桜の便りが届いているが、梨田監督は「2、3輪しか咲いていない。開花宣言はできないですね」と例えた。だが当面、オコエを1軍戦力として帯同させる方針。実戦感覚を補うために昼は2軍戦、夜はナイターの“ダブルヘッダー”プランで、打力を鍛えていく。

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