ヤクルト連夜の拙攻で今季初3連敗
「阪神3-1ヤクルト」(29日、甲子園)
またも拙攻で敗れ、ヤクルトは今季初の3連敗。7度も得点圏に走者を進めたが、得点できたのは八回無死満塁で森岡の併殺打の間に入った1点のみ。真中監督は「攻めていたけどあと1本が出ない。向こうも粘って投げていたけど、もう一押しできなかった」と唇をかんだ。
阪神を上回る12安打をマークした。ただこの日ブレーキになったのは4番の雄平だ。得点機で4度打席が回るも凡退。チームの適時打なしは連続32回に伸び、杉村チーフ打撃コーチも「好機で思い切りがない。狙いも打撃も中途半端になっている」と渋い顔だ。
同率で並ぶ巨人も敗れたため首位の座は守った。打線が機能しない状態が続くが、指揮官は組み替えについて「少し考えるけど、動かしづらいところ」と否定的。選手の奮起に期待するしかない。