ハム大谷、開幕直後は投手専念か
日本ハム・栗山英樹監督(53)は19日、大谷翔平投手(20)について、開幕直後は投手限定での起用を検討していることを明かした。
大谷は17日に風邪で練習を休んだ。指揮官は大谷にローテの軸として回ることを期待しているからこそ、回復具合を心配する。「アクシデントによって気になっていることもある。(投手優先も)ちょっと考えてる」。体調を考慮し、負担を減らすため投手に専念させることも視野に入れている。
大谷は札幌市内の屋内練習場で自主練習。「特に(体の)重さもなかった。普通です」と話したが、栗山監督の不安は消えていない。「まずは元気で投げてくれればいい」。オープン戦最終先発となる21日・巨人戦(東京ドーム)で、無事に投げてくれるよう願っている。
開幕・楽天戦に先発した大谷を、中1日開けて第3戦で野手として起用することも考えていたが、これも現状では白紙。野手での起用は、状態を見て決めることになる。