中日大島再び保留…落合GMは同席せず

 中日・大島洋平外野手(29)が5日、名古屋市内の球団事務所で2度目の契約更改交渉に臨み、前回と同じ1775万増の7400万円を提示され、保留した。

 交渉では、この日初めて希望額が9000万円だと伝え、3年連続の規定打席到達などの実績を訴えた。だが球団は2年連続Bクラスを理由に提示額見直しを拒否。西山球団代表は「提示額を変えるのは、ほかの選手に失礼。何度やっても金額は変えません」と言い切った。

 大島は、次回交渉で落合GMの同席を希望。「GMに(交渉に)来てもらいたい、と伝えました」と話した。これに対して西山代表は「私ひとりでやるつもり。それが私の仕事」と繰り返した。

 次回交渉は12月中旬以降になる見込みだが、金額が変わらないのであれば年俸調停は避けられない。「譲れないところは譲れません」と大島。西山代表は「調停は選手の権利。金額は変えませんが、査定内容を何度でも説明します」と譲らない姿勢を示した。

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