西武が、今オフの補強戦略で方針転換を迫られることになった。西武・鈴木葉留彦球団本部長は23日、日本ハムからFA宣言し、19日に都内で入団交渉を行った小谷野栄一内野手(34)から連絡が入ったことを示唆した。「本人の意思表示を待ってコメントしたい」と明言こそ避けたが、断りを入れる内容だったとみられる。
同じく条件提示済みの中島(前アスレチックス)も、現時点で進展がない様子。このため、補強ポイントの一つでもある先発投手に加え、三塁を守れる新外国人選手の調査に着手した。
「2人取る可能性もある」と鈴木球団本部長。5位に終わったシーズン同様に、オフも大苦戦の様相を呈している。