巨人が来季コーチ陣発表 高橋由が兼任
巨人は25日、来季のコーチ陣を発表した。高橋由伸外野手(39)が打撃コーチ兼任、村田真一打撃コーチ(50)がバッテリー、打撃の両部門を指導する総合コーチとなる。
打撃コーチを兼任する高橋由はこの日、川崎市のジャイアンツ球場で取材に応じた。悩んだ末に球団からのコーチ兼任の要請を受諾した。「いい経験になるし自分にとって勉強」と語った。
卓越した打撃技術、打撃理論を持ち合わせており、球団の期待は大きい。将来の幹部候補生でもある。原沢球団代表は「まずは選手としてのプレーを優先し、指導者への一歩を踏み出してほしいと考えています」とコメントした。
本人は来季、レギュラーを目指すつもりで「当然、そうじゃなかったら(選手を)辞めてコーチをやってます」と正直な心境を吐露した。9月に右手中指伸筋腱(しんきんけん)脱臼の修復手術を受け、リハビリを行ってきたが順調に回復。来春キャンプから選手とコーチの“二足のわらじ”を履く。