ＤｅＮＡの金城龍彦外野手（３７）が１９日、横浜市内の球団事務所で２度目の契約更改交渉に臨み、１０００万増の４０００万円プラス出来高払いでサインした。１７日は約１時間半の話し合いで、グッズでの取り扱いなど、ベテランへの配慮を要望し、保留していた。

　この日の交渉は約１５分。提示額の変更はなかったが「球団の方からも『申し訳なかった』と言っていただいた。すっきりサインしました」と、ベテランを尊重する言葉を聞き、納得した様子だった。

　これでＤｅＮＡは全選手の更改が終了。在籍１５年目の生え抜きとして、オフも“ひと仕事”を終えた金城は「今年はもうちょっとでＣＳ。悔しい思いをした。勝ちにこだわりたい」と、来季への決意を新たにしていた。