小久保政権に奈良原ヘッド、稲葉も入閣

 野球の日本代表「侍ジャパン」を率いる小久保裕紀監督(42)が14日、初陣となる台湾との強化試合(11月8~10日・台北)へ向けた第1次内閣の人選をほぼ完了した。ヘッドコーチには、青学大時代の先輩でもある西武・奈良原浩1軍守備走塁コーチ(45)の就任が内定。現役選手の日本ハム・稲葉篤紀外野手(41)、アマ代表監督の小島啓民氏(元三菱重工長崎)が打撃コーチとして入閣することも決まった。15日にも日本野球機構(NPB)から発表される。

 小久保ジャパンが、第1次政権の組閣を完了した。42歳の小久保監督をはじめ、8人で編成される首脳陣の平均年齢は45歳。大胆な若返りを図ったメンバーが、11月の台湾戦で手腕を発揮する。

 打撃コーチに就任する稲葉は現役選手としては異例の入閣。WBCに2度出場した実績もあり、初めて日の丸を背負う選手が多数選出される見込みの初陣で、貴重な役割を担うことになる。

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