阪神・森下 プロ3年目通算200打点なるか 達成なら右打者球団史上初「周りの環境に恵まれているのかな」
阪神・森下翔太外野手(25)が16日、プロ3年目での通算200打点到達を見据えた。達成すれば、阪神では2023年の佐藤輝以来。右打者では球団史上初となる。「打点は自分の力だけじゃないんでね。ランナーがいないと打点は取れない。周りの環境に恵まれているのかなと思ってます」。あと3打点に迫る中、周囲のサポートに感謝した。
持ち味の勝負強さでコツコツ積み上げてきた。1年目は94試合で41打点、2年目は129試合で73打点。今季は全132試合に出場中で、佐藤輝の96打点に次ぐリーグ2位の83打点を記録している。
出塁率・348はリーグ8位ながら、同1位の広島・小園(同・362)に接近。最高出塁率のタイトルも射程に捉える。「もう特に考えることなく今まで通りやるだけなので。その結果、タイトルが付いてくればいい」。残り11試合も無心で走り抜く。
タイトル以上にこだわるのが初の全試合出場だ。今季は一度も2軍に降格することなく、3番としてチームをけん引してきた。「一つの自分の課題でもあり、目標でもあるので、そこをクリアしてやっと1軍定着と言えると思う」。17日・広島戦(マツダ)から7連戦が始まる。「まずはケガなく終えられればいい。チームも優勝したので、あとは自分のパフォーマンスを出せるように毎日やるだけかなと思います」。今季最終戦まで、グラウンドに立ち続ける。
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