阪神・藤川監督「チームを一回洗濯して」梅野、井坪、楠本の安打に前向き「勢いというものが次は必要になるステージ」

 「阪神1-6DeNA」(10日、甲子園球場)

 リーグ優勝した阪神がDeNAに連敗。逆転負けを喫し、15カードぶりの負け越しとなった。

 2番に梅野、7番に井坪、8番に植田を起用。「新たに向かうところがあるので、そこに向けてスタートしているということですね。選手の疲労も取りながらなので非常に歪(いびつ)に見えるかもしれないけど、それをしながら向かうところがあるので、そこに向けて」と意図を明かした。続けて、「しっかりとチームを一回、洗濯してですね、洗ってですね、それからまた強いチームに仕上げていく」と、1カ月先のCSを見据えた。

 梅野が2安打、井坪も1安打、途中出場の楠本も九回2死の打席で移籍後初安打を放った。指揮官はプラス材料に触れ、「勢いというものが次は必要になるステージが待ってるはずなので、これまで通りの選手でももちろん力があるんですけど、楠本なり、井坪なり、今日の梅野のように、グッーと勢いが出てくるとね、それが一番必要なシリーズになってきますから」とうなずいた。

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