阪神 佐藤輝明があと4本に迫る価値ある記録 甲子園のラッキーゾーン撤廃後、金本知憲が打ち立てた金字塔
阪神の佐藤輝明内野手が4日の中日戦で36号アーチを放ち、勝利に貢献。岡田彰布オーナー付顧問が現役時代の1985年にマークした35本を超え、単独12位に浮上した。
阪神に在籍した選手の最多本塁打は85年に記録した54本だが、佐藤輝には一つの偉業が迫っている。甲子園球場からラッキーゾーンが撤廃されて以降、日本選手の最多本塁打は金本知憲氏が2005年に放った40本(外国人では10年・ブラゼルの47本)。佐藤輝は完全に視界に捉えている。
甲子園の右翼は強い浜風が吹き付けるため、左打者にとっては一発が厳しい環境。加えて4番というポジションで相手バッテリーの攻め方も厳しくなる。それでも4日の中日戦で膝元の変化球を右手一本ですくい上げるなど、衝撃的な一発は強烈なパワーと技術が要因。チームを勝利へ導く中で、どこまでアーチを増やせるかにも注目が集まりそうだ。
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