【藤田平氏の眼】阪神・森下は「打ちたいという気持ちが強すぎ」今こそ原点回帰を
「中日8-3阪神」(7日、バンテリンドーム)
阪神が今季ワーストタイの8失点で中日に大敗。連勝が2で止まった。先発の伊原が4回を投げ6安打を浴び、プロ入りワースト5失点で5敗目。打線は中川、佐藤輝が本塁打を放つも投手陣が踏ん張れなかった。デイリースポーツ評論家の藤田平氏は森下の状態面を危惧。「今こそ原点に立ち返ってもらいたい」とした。
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森下の状態が少し気がかりだ。打ちたいという気持ちが強すぎるあまり、体の開きが全て早くなってしまっている。元々、肩、腰、膝の開きが早いタイプの打者ではあるんだけど、今はさらに早くなっているから、思いとは裏腹に打ち損じの確率が上がってしまっている現状だ。
打点王のタイトルを争っている佐藤輝が安定して結果を残し、広いバンテリンドームをものともしない本塁打を放っているから、俺も!となっているのか強引さが目立っている。体が開いているのに引っ張りにかかっているから、今はほとんどがドアスイングの形になり、体の回転が遅くなって、ヘッドスピードも落ちてしまっている。
酷暑や蓄積疲労も重なって体力的にしんどくなってくる時期だからこそ、森下には今こそ原点に立ち返ってもらいたい。今春のキャンプからシーズン前半においては、センター中心、中堅からやや右方向への低く、鋭いライナーを放つことに意識を置いていた。その思いを取り戻すことができれば、フォームも変わってくるはずだ。
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