「阪神－中日」（１５日、甲子園球場）

　１０－ＦＥＥＴのＴＡＫＵＭＡが「ウル虎の夏２０２５」のゲストとしてファーストピッチセレモニーに登場した。打席に入ったトラッキーに対してノーバウンドで投球し、球場からは拍手と歓声が起こった。

　同イベントの特別ユニホームで黄色く染まった甲子園での投球に「夢が叶ったような瞬間でした。緊張しましたけど、届いて良かったです」と笑みを浮かべた。野球の経験はないという。練習は「今日来て、白仁田選手（元阪神で現球団職員）と元阪神の藤原正典くんといつも仲良くしてもらっていて、教えてもらいながら、練習していました」と意外なつながりについて話した。

　阪神ファンとしても知られており、今季の阪神については「漫画みたいに強い。びっくりしてます。毎日うれしいです」とコメント。期待している選手は「前川君、高寺君、高橋遥人くんを今も変わらず応援しています」とファン心をのぞかせた。背番号は１５を着用。「西純矢くんも好きなんですけど、藤原正典が最初に付けていた番号で、帽子も１５なんです」と満面の笑みで報道陣に帽子とユニホームを自慢していた。