阪神・石井 自宅静養 前日頭部に打球直撃で緊急搬送 「脳振とう特例措置」で登録抹消

 6日、広岡(手前)の打球が頭部を直撃し倒れ込む石井
 9回、広岡の打球が直撃し、担架で運ばれる石井=6日
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 6日・オリックス戦(甲子園)で頭部に打球を受けた石井大智投手(27)が7日、「脳振とう特例措置」で出場選手登録を抹消された。石井は現在、自宅で静養中。球団は「病院を受診し、医師の指示のもと、自宅で静養しています。今後も医師の指示に従って療養してまいります」と発表した。

 石井は6日・オリックス戦の九回に登板したが、先頭・広岡のライナー性の打球が頭部を直撃。グラウンドに担架が運び込まれ、病院へ緊急搬送されていた。

 試合後、藤川監督は「チームドクターが診て、意識もはっきりある状態で、念のため病院にCTを取りに行っている状態です。ですが、脳、頭のことなので今後の経過を見守らないといけない」と無事を祈っていた。

 一夜明け石井は病院を再受診。意識はあり、会話もできているという。

 また、「脳振とう特例措置」の代替選手の出場選手登録はなかった。石井はNPBが定める復帰プログラムをクリアすれば、10日を待たず、再登録が可能となる。

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