阪神・才木が7回1失点 粘りの投球も4勝目ならず

 「DeNA-阪神」(13日、ハードオフエコスタジアム新潟)

 先発した阪神・才木浩人投手が7回4安打1失点と粘りの投球を見せたが、勝利投手の権利は得られなかった。

 1点を許したのは七回だ。先頭の山本に左翼へフェンス直撃の二塁打を打たれ、続く林のバントで1死三塁。ケイの代打・松尾に中堅への犠飛を放たれて得点を許した。七回終了時点で球数は113球となり、八回の打席で代打が送られた。

 幾度のピンチを切り抜けた。初回は先頭の桑原に中前打を打たれ、牧は見逃し三振を奪ったが度会に右前打を許して一、二塁。続く4番・オースティンを遊ゴロ併殺打とし、無失点とした。三回は先頭の林に左翼線への二塁打を許し、四球2つで2死満塁としたが、最後はオースティンを中飛に打ち取った。

 五回は先頭・林に四球を与え、自身の悪送球などで1死二、三塁。牧を146キロのフォークで空振り三振に斬ると、度会は146キロの速球で左邪飛に打ち取ってスコアボードにゼロを刻んだ。

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