阪神2軍 安芸で9失点惨敗 平田2軍監督「申し訳ない」全野手居残りスイング指令

 「ウエスタン、阪神0-9中日」(26日、安芸市営球場)

 24年9月8日のウエスタン・オリックス戦以来の安芸市営球場での公式戦。多くの阪神ファンが待ち望んでいた一戦は、4安打で0-9の惨敗だった。

 平田2軍監督は声援に応えられなかったことを反省。「(ファンは)高知の方も、大阪やいろんなところから来られてるのに残念なゲームになってしまって申し訳ない」。試合終了後、全ての野手に異例の約30分間の居残りスイングを課した。

 試合では中日先発のドラフト1位・金丸(関大)に6回2安打無失点の好投を許した。八回2死満塁では原口が投ゴロ。最後まで本塁が遠かった。平田2軍監督は「(金丸は)もちろん良い投手。うちの打線に課題を与えてくれた」と相手をたたえた上で、「どうやって攻略できるか、選手たちが感じてくれなきゃ」と敗戦を糧にすることを求めた。

 秋季キャンプ地としても知られる同球場のスタンドは、多くの虎党によって黄色く染まった。27日の中日戦もファンが詰めかけることが予想される。2戦目こそ、安芸に歓声をもたらす。

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