阪神・岡田監督のタクトが冴え渡る 一打逆転のピンチで加治屋＆島本が見事な火消し 代打の代打・原口が２ラン
「読売ジャイアンツ２－５阪神タイガース」（１０日、東京ドーム）
阪神・岡田監督が盤石の継投リレーでリードを守った。
２点リードで迎えた八回、才木が坂本にソロを浴びて１点差に迫られ、ブリンソンの内野安打、代走・増田大の二盗、大城卓の左前打で１死一、三塁のピンチを背負うと、加治屋を投入。３連投となった右腕だが、ここで中田翔を空振り三振。
岡田監督は秋広を迎えるところで左腕・島本を投入すると、巨人・原監督も代打・岸田を送り込んだ。１ボールから中山が盗塁を決め、２死二、三塁と一打逆転のピンチとなったが、岸田を三ゴロに仕留めて見事な火消しを果たした。
さらに九回１死一塁の場面では、代打・糸原を代打に送ったが、巨人が投手を鈴木康から左腕の高梨にスイッチすると、岡田監督も代打の代打・原口を送り込んだ。すると、原口が初球を左翼席へ２号２ラン。リードを３点に広げる一打に指揮官も大喜びだった。
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