【糸井嘉男氏の眼】まだ首位ですよ!大事にしたい再開までの4日間

 「阪神0-9ソフトバンク」(18日、甲子園球場)

 阪神が9失点の大敗で2連敗、セ・リーグ2位のDeNAに2差と迫られた。4カード連続負け越し中だが、デイリースポーツ評論家・糸井嘉男氏は「後ろ向きになる必要はない」と言い切る理由を力説だ。

  ◇  ◇

 さすがですね、ソフトバンクは。好打者がそろっているし、後半の集中打はお見事でした。ただ阪神打線もからっきしダメだったわけじゃない。チャンスは作っていたし、そこまで打撃陣の調子が今、落ちているとも思わないんです。

 6ゲームあった2位・DeNAとの差は2ゲームまで来ましたね。戦っている選手も結構、ゲーム差とかって気にしてるもんなんですよ。でもね、交流戦で3つの負け越しでしょ。大幅に崩れた印象もない。なにより、ファンの皆さん、まだ首位なんですよ!なにも後ろ向きになる必要はないと思います。

 週末のリーグ再開までは4日間あります。僕は現役時代、こういう期間を大事にしていました。調子がいいなっていうときは体のケアに徹して、調子が落ちている場合は徹底的に打撃を見直す時間にするんです。

 ちょっと好不調の差があるテル(佐藤輝)もそう。そうは言っても、彼はチームトップの9本塁打。やっぱり希少な打者です。もう一回始まるっていうぐらいの気持ちで、切り替えて臨んでほしいですね。頑張れ!!

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